当院の取り組み

【皮膚科】多汗症(手汗、脇汗)専門外来

2023/11/29

手汗や脇汗が多くてお困りの方、九段坂病院皮膚科で治療ができます


原発性局所多汗症の本邦の有病率は約10%、その医療機関の受診率は約5%と考えられています。
これは1000人の内100人が多汗症であり、そのうち病院に受診する方は5人ということです。
千代田区はオフィス街、学校のある地域であり、お困りの方は多いのではないかと考えます。
例えば、汗が気になり握手をしづらい、字がにじむ、紙が破れる、タッチパネルが反応しづらい、
ワイシャツの汗染みが目立つといったことが起こりえます。湿疹や水虫などを合併する方もいらっしゃいます。
ここ数年で様々な薬剤が使用できるようになり、治療の選択肢が増えました。
第一選択は外用剤(皮膚や粘膜に直接塗ったり貼ったりして使う薬)です。

また、難治かつ重度の原発性腋窩多汗症(脇汗)の方のみとなりますが、
適応を確認した後に保険診療でボツリヌス毒素製剤を投与することもできます。
手汗、脇汗などが多くお困りの患者さんがいらっしゃいましたらお気軽に当院皮膚科 多汗症外来を受診して下さい。

<多汗症外来>
月・火・水・金   加藤恒平
※予約時に多汗症外来受診希望の旨、お伝えください。